知って得する!遊郭ガイド
遊郭の史跡ガイドでは、各県に存在する遊郭についてわかりやすく解説しています。ソープランドの起源である遊郭、ソープランドで遊ぶなら知っておいて損はないでしょう。
1分で川崎遊廓!
川崎遊郭の歴史
川崎には堀ノ内遊郭と南町遊郭があり、先に栄えたのは堀ノ内遊郭でした。江戸時代、堀ノ内遊郭は幕府公認のものではなく黙認されたものだったので、堀ノ内の違法性や国からの黙認状態は端を発していたといえます。 江戸時代では多摩川の渡し賃が幕府にとってよい財源だったので、ただでさえ財政が苦しい幕府としてはヘタに取り締まって財源を苦しめるよりは黙認状態を通して財源を確保するという狙いがあったようです。 一説には、その地理条件を活かして参勤交代で江戸に来ていた大名や家臣、更には江戸家老などが吉原の遊郭では近すぎて目につき過ぎるためお忍びで川崎の遊郭に遊びに来ていたとも言われています。
出典:「川崎大師 - 酔中夢書」より
出典:「日本周遊紀行(130)川崎 「六郷渡しと堀の内」」より
A.トルコ風呂
堀之内発祥といわれるサービス
1960年、堀之内に初めてのトルコ風呂である「京浜トルコ」が開店した。1966年に風俗営業等取締法が改正されて堀之内地区が公式にトルコ風呂の許可地域となり、 1969年に城郭風の豪華建築の高級トルコ風呂である「川崎城」が開店すると大成功し、トルコ街として栄えることになった。 さらに店に勤務する嬢が「泡踊り」と呼ばれるボディ洗いのマットプレイサービスを発明したといわれており、「泡踊り」のサービスは日本中のトルコ風呂へ広がっていった。 その堀之内では「川崎流」と呼ばれる「泡踊り」の技術が発明され、「テクニックの堀之内」と呼ばれるようになった。
発祥の地のサービスと他の地域のサービスを比べてみてはいかがだろうか。
1:遊廓の様子
B.六郷の渡し
六郷の渡しと六郷大橋
川崎遊廓の史跡と直接関係ないが、六郷は旧東海道が多摩川を横切る要地で、1600年に徳川家康が六郷大橋を架けさせた。 1613年、1643年、1662年、1681年、1684年に橋は架け直されたが1688年におこった洪水で流失し、その後暫くの間橋は再建されずかわりに六郷の渡しが設けられた。
六郷の渡し跡に行って景色を眺めてみてはいかがだろうか。
1:六郷の渡しの様子